あいち相続広場の野々山です。
「父が亡くなって半年。相続手続きを始めたいけれど、何から手をつけたらいいのか、どこに相談すればいいのかわからない」と悩んでいませんか?実は、多くの方が同じような悩みを抱えています。司法書士、行政書士、税理士……専門家がたくさんいて、誰に何を頼むべきか、判断が難しいですよね。
この記事では、相続に強い資格者とは誰か?それぞれの資格の役割や特徴、選び方のポイントについて、名古屋市にお住まいの方向けに詳しく解説します。さらに、ワンストップ対応や初回無料相談、郵送対応といった利便性の高いサービスの実例も紹介します。
この記事を読むことで、相続手続き全体の流れとそれに関わる専門家の役割が明確になります。また、ご自身の状況に合った専門家の選び方もわかり、手続きを安心して進められるようになります。
相続に関する悩みを解消し、家族に迷惑をかけずに手続きを進めたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
【前編】そもそも「相続に強い資格者」とは?
相続の手続きには多くの工程があり、それぞれに応じて関わる専門家が異なります。代表的な資格者は以下の通りです。
資格者 | 主な業務 | 相談の目安 |
---|---|---|
司法書士 | 不動産の相続登記、相続人調査、遺産分割協議書の作成 | 土地建物の名義変更をしたいとき |
行政書士 | 戸籍の収集、遺言書の作成支援、財産目録の作成 | 相続人調査や遺言書作成を依頼したいとき |
税理士 | 相続税の申告・節税アドバイス | 相続財産が基礎控除を超えそうなとき |
弁護士 | 相続争いの調停・訴訟対応 | 兄弟間で争いが起きているとき |
たとえば、故人が所有していた土地建物を相続する際には、登記名義の変更が必須です。これは司法書士の独占業務であり、相続登記を自分で行うのは非常に手間がかかります。また、戸籍の収集や相続関係説明図の作成、遺言書の有無の確認なども、行政書士や司法書士の支援を受けるとスムーズに進められます。
相続財産に預貯金や株式、保険金などが含まれている場合には、それぞれの金融機関とのやり取りも必要になります。名義変更や払戻し手続きは、ケースによって行政書士や司法書士のサポートが不可欠です。
さらに、相続税がかかるかどうか不明な場合でも、一度税理士に相談して財産の概算評価を依頼することで、相続税の対象かどうかを判断できます。
「相続に強い」といっても、すべての分野を一人でカバーすることはできません。たとえば、司法書士は登記が専門ですが、税務の申告は行えません。逆に税理士は登記の手続きはできません。
それぞれの専門家は、業務範囲が法律で定められており、無資格で他分野の業務を行うことはできません。たとえば、税理士ではない人が相続税申告を代行すると違法になります。
このように、相続手続きには各分野の専門家が関与し、それぞれがプロフェッショナルとして機能します。そのため、複数の資格者が連携してワンストップで対応できるチームを選ぶことが、スムーズな相続手続きのカギとなります。
名古屋市内でも、司法書士・行政書士・税理士が一つの窓口で対応する事務所が増えており、専門家間でのやり取りを依頼者が負担せずに済むのが特徴です。これにより、相談者は安心して全体の流れを任せることができるのです。
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