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コラム
2025.8.16

【保存版】相続放棄と限定承認の違いとは?借金があっても「実家を残す」ための相続戦略【専門家監修】③

【保存版】相続放棄と限定承認の違いとは?借金があっても「実家を残す」ための相続戦略【専門家監修】③

あいち相続広場の野々山です。

親が亡くなったあとに相続問題が発生するのは、多くのご家庭でよくある話です。

とくに「不動産は欲しいけど、借金まで引き継ぎたくない」といったお悩みは非常に多く、悩んでインターネットで情報を探している方も多いのではないでしょうか。

実際、「相続放棄 不動産 もらえない?」「限定承認 メリット デメリット」などのキーワードで検索する方の多くが、父親名義の実家を相続するかどうか悩んでいます。財産調査の方法もわからず、「このままだと兄弟と揉めるのでは…」と不安になる方もいらっしゃいます。

この記事では、相続放棄・限定承認・単純承認の違いを整理し、どの選択が最も自分の家族に合っているかを丁寧に解説していきます。

この記事を読むと、以下のことがわかります。

相続放棄と限定承認の違いと選び方

借金がある場合でも不動産を残す方法

相続で兄弟間トラブルを防ぐためのポイント

相続財産を安全に調査・評価する手順

特に以下のような方は、ぜひ最後までお読みください!

父親が亡くなり、実家の相続について悩んでいる方

不動産は引き継ぎたいが、借金まで背負いたくない方

相続放棄を考えているが、他の財産が気になる方

兄弟間で意見が合わず、不安を抱えている方

【後編】不動産と借金のある相続における実践的な対処法
■ 相続財産調査は最優先!調査方法と注意点
相続放棄も限定承認も、相続財産の正確な把握が前提です。

● 財産調査のステップ
預貯金の通帳を確認(銀行照会)

不動産の登記簿謄本を取得(法務局)

借金やローンの残債確認(借入先、信用情報)

税金・未払い請求書の確認

「相続 遺産調査 方法」というキーワードで検索する方も多いように、知らない借金の発見が後から出てくるケースも多いため、専門家と一緒に進めることが望ましいです。

■ 限定承認に向いているのはどんなケース?
実家の土地・建物の評価額が高い

将来的に売却や賃貸で収益化が見込める

感情的に手放したくない想いがある

相続人同士の信頼関係がある(話し合い可能)

■ 限定承認+不動産活用の実践例
ケース 対応策
実家に住み続けたい 限定承認+親族間売買で持ち分取得
売却益で借金返済したい 限定承認後に不動産売却で債務整理
空き家対策で賃貸化したい 限定承認+賃貸管理会社と契約

■ 相続トラブルを防ぐには?
相続人全員で財産と債務を「見える化」する

意見が割れる場合は第三者(司法書士・行政書士)に同席依頼

兄弟のうち誰かが「知らないうちに単純承認してしまう」リスクにも注意

【まとめ】家を残したい、でも借金は背負いたくない——情報と判断力がカギ!
相続には3つの選択肢がありますが、重要なのは「どの制度を使うか」ではなく、「どんな未来を選びたいか」です。

相続放棄:すべての財産を手放すが、借金の不安もゼロに

限定承認:手続きの手間はあるが、不動産を守る可能性あり

単純承認:不用意な行動で借金まで背負うリスクあり

特に今回のように「家を残したいが、借金もある」というケースでは、早期の財産調査と専門家との連携が不可欠です。

自分ひとりで悩まず、ぜひ**相続に強い専門家チーム(司法書士・行政書士・不動産業者)**にご相談ください。

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