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コラム
2026.2.22

二次相続でトラブルになるケースとは?一次相続のときに考えるべきこと

二次相続でトラブルになるケースとは?一次相続のときに考えるべきこと

相続のご相談でよくあるのが、

「最初の相続のときに、そこまで考えていなかった」
「二回目の相続で急に揉めてしまった」

というケースです。

これを「二次相続」といいます。


二次相続とは?

たとえば、

  • 父が亡くなり、母と子が相続人になる(一次相続)

  • その後、母が亡くなり、子どもたちが相続する(二次相続)

この二回目の相続を「二次相続」といいます。

問題は、一次相続の分け方が二次相続に大きく影響することです。


よくある一次相続の分け方

一次相続では、

「配偶者が全部相続する」
という分け方がよく選ばれます。

理由としては、

  • 配偶者の生活を守るため

  • とりあえず手続きを簡単に済ませたい

  • 税金がかからないケースが多い

といった事情があります。

確かに、一次相続だけを見ると合理的に思えます。


しかし二次相続で問題が表面化する

母がすべて相続したあと、母が亡くなると、

  • 子どもたちだけで分けることになる

  • 不動産の割合で揉める

  • 介護の負担をめぐって対立する

といった問題が起こることがあります。

一次相続のときはまとまっていても、
二次相続では立場が変わるのです。


相続税の負担が重くなることも

税務面でも注意が必要です。

一次相続では配偶者の税額軽減が使えたとしても、
二次相続ではその特例は使えません。

結果として、

「トータルで見ると税負担が増えていた」

というケースもあります。


不動産があると調整が難しい

相続財産に不動産がある場合、

  • 誰が住み続けるのか

  • 売却するのか

  • 代償金をどうするのか

で意見が分かれやすくなります。

特に、母が住み続けていた自宅を
子どもたちでどう分けるか、という問題は非常に多いです。


一次相続の段階で考えておくべきこと

一次相続のときに、

  • 二次相続まで見据えた分け方をする

  • 将来の税負担を試算する

  • 不動産の扱いを整理しておく

こうした視点があるかどうかで、将来の負担は大きく変わります。


「今だけ」を基準にしない

相続は一度で終わるとは限りません。

「とりあえず配偶者に全部」という判断が、
後々、子どもたちの大きな争いにつながることもあります。

もちろん、すべてのケースで問題になるわけではありません。
ですが、二次相続を意識していないと、選択肢を誤る可能性があります。


早めの検討が家族を守る

一次相続の段階で、

  • 財産の全体像を把握する

  • 将来の相続人の関係性を考える

  • 専門家の意見を聞く

こうした一手間が、将来のトラブルを防ぐことにつながります。

二次相続は、突然やってきます。
だからこそ、一次相続の段階で少しだけ先を見ておくことが大切です。

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