あいち相続広場の野々山です。
ご家族を亡くされた後、「相続登記をしなければ」と感じながらも、何から手を付けてよいかわからず、不安を抱えている方は少なくありません。特に、ご兄弟姉妹が多いご家庭や、代表で手続きを任された方にとっては、プレッシャーも大きいのではないでしょうか。
この記事では、「相続 登記」の基本から、名古屋市や春日井市といった愛知県内で実際に手続きを進める際のポイントまで、わかりやすく解説します。
この記事を読むと、以下のことがわかります:
「兄弟から代表にされてしまって困っている」「実家をどうするか決まらない」「相続の失敗が怖い」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
相続登記の第一歩は「誰が相続人か」を正確に把握することです。被相続人(亡くなった方)の出生から死亡までの戸籍をすべて取り寄せ、相続人全員を確定させます。
戸籍の収集には、複数の市区町村をまたぐことも多く、時間がかかる場合もあるため、早めに着手することが重要です。
相続人が複数いる場合、不動産を誰が相続するかを明記した「遺産分割協議書」が必要です。協議内容には全員の同意が必要で、署名・実印・印鑑証明書の提出が求められます。
兄弟間の話し合いは感情的になりがちなため、司法書士などの専門家がファシリテーターとして入ることで、冷静な話し合いが可能になります。
以下の書類を収集しなければなりません:
これらの書類は、市役所や法務局で取得できますが、漏れや記載ミスがあると申請が受理されない場合があります。
登記申請書と必要書類をまとめて、物件の所在地を管轄する法務局に提出します。オンライン申請も可能ですが、操作に不安がある方は窓口での手続きをおすすめします。
司法書士に依頼すれば、これら一連の作業をすべて代行してもらえるため、精神的な負担を大きく軽減できます。
関連記事
【名古屋】土地の名義変更が必要なときは?相続・売却における注意点と早期対応のポイント
相続に強い資格者とは?司法書士・行政書士・税理士の違いと選び方②【あいち相続ひろば】
【お急ぎの相続登記】名古屋市でダブル相続に直面した方へ|放置していた相続登記のリスクと対処法①