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2025.6.24

家族がもめない相続対策とは|元経営者のための遺言と事業承継の進め方【名古屋版】① 【あいち相続ひろば】

家族がもめない相続対策とは|元経営者のための遺言と事業承継の進め方【名古屋版】① 【あいち相続ひろば】

あいち相続広場の野々山です。

「事業を長男に引き継がせたけれど、他の子どもにはどう説明すればいいのか……」
「遺言を残したいけれど、長男に多く渡すことへの後ろめたさがある」

そんなお気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。特に、名古屋市内に住む元経営者の方や不動産をお持ちの方にとって、相続対策は「資産をどう分けるか」以上に、「家族関係を壊さない」ことが重要なテーマです。

この記事では、長男への事業承継と、長女を含む他の相続人とのバランスをどう取るかを軸に、司法書士・行政書士・不動産の専門家がどのようにサポートできるかを詳しく解説します。

この記事を読むと、

  • 長男に多く相続させても納得感が得られる工夫

  • 家族会議の場で専門家ができること

  • 遺言書や生前贈与、信託などの具体的な選択肢

  • 相続トラブルを未然に防ぐポイント

が分かり、安心して相続の準備を進めることができます。

「事業を承継させた長男と、別に暮らす長女。どうバランスを取ればいいか悩んでいる」という方は、ぜひ最後までご覧ください!


【前編】元経営者が直面する相続のリアル|家族トラブルを防ぐには

相続でもっとも多いトラブルの原因とは?

実際の相続トラブルの多くは「話し合い不足」と「情報の不透明さ」にあります。特に以下のような状況では、トラブルの芽が育ちやすいとされています。

  • 長男が事業を継ぎ、多くの資産を相続する

  • 他の相続人が、詳細な説明を受けていない

  • 被相続人(亡くなった人)の意思が明文化されていない

家庭内での信頼関係があっても、「お父さんが何を考えていたのかわからない」という状況になると、相続人間での不信感が生まれやすくなります。

相続対策は「財産の分け方」より「説明の仕方」が大事

資産を公平に分けることが難しいケースでは、「なぜこうしたか」を説明できる仕組みが大切です。たとえば、

  • 遺言書で分配の理由を明記する

  • 家族会議で専門家から説明してもらう

  • 不動産や会社株を渡す一方で、生命保険や預貯金で他の相続人をフォローする

といった方法があります。

家族内トラブルの予防策:3つの柱

施策 内容 メリット
遺言書の作成 財産の分け方と理由を記載 法的効力あり。相続人間の納得感が高い
家族信託 財産の管理と承継を信頼できる人に託す 認知症対策にもなる
専門家の同席による家族会議 中立的な第三者が説明 感情的対立を防ぎやすい

これらを組み合わせることで、相続が「争族」にならずに済む可能性が高まります。

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