名古屋で相続のことならあいち相続ひろば

わからないこと、お困りのことがございましたら、
お電話またはメールでお気軽にご相談ください。

新着情報

コラム
2025.6.25

家族がもめない相続対策とは|元経営者のための遺言と事業承継の進め方【名古屋版】② 【あいち相続ひろば】

家族がもめない相続対策とは|元経営者のための遺言と事業承継の進め方【名古屋版】② 【あいち相続ひろば】

あいち相続広場の野々山です。

「事業を長男に引き継がせたけれど、他の子どもにはどう説明すればいいのか……」
「遺言を残したいけれど、長男に多く渡すことへの後ろめたさがある」

そんなお気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。特に、名古屋市内に住む元経営者の方や不動産をお持ちの方にとって、相続対策は「資産をどう分けるか」以上に、「家族関係を壊さない」ことが重要なテーマです。

この記事では、長男への事業承継と、長女を含む他の相続人とのバランスをどう取るかを軸に、司法書士・行政書士・不動産の専門家がどのようにサポートできるかを詳しく解説します。

この記事を読むと、

  • 長男に多く相続させても納得感が得られる工夫

  • 家族会議の場で専門家ができること

  • 遺言書や生前贈与、信託などの具体的な選択肢

  • 相続トラブルを未然に防ぐポイント

が分かり、安心して相続の準備を進めることができます。

「事業を承継させた長男と、別に暮らす長女。どうバランスを取ればいいか悩んでいる」という方は、ぜひ最後までご覧ください!


【中編】具体的な相続対策の方法|司法書士・行政書士ができること

遺言書でトラブルを未然に防ぐ

遺言書は、財産をどう分けるかだけでなく「その理由」を明記することで、相続人の納得感を高めることができます。

特に、以下のような文言が有効です:

「長男〇〇には事業承継の責任を担ってもらっているため、会社関連の資産を相続させるが、長女△△には現金や保険金でバランスを取りたいと考えている。」

こうした「親の気持ち」が伝わる文章を司法書士と一緒に作ることで、法的にも感情的にも安定した相続対策ができます。

家族信託や任意後見も視野に入れる

特に認知症などの備えとして、以下の制度も検討する価値があります。

制度名 内容 適しているケース
家族信託 管理・処分権を信頼できる人に託す 不動産をスムーズに承継させたい場合
任意後見契約 将来の判断力低下に備え、代理人を決める 高齢で判断能力が不安な方

司法書士はこれらの制度の活用提案も含め、複数の選択肢を提示してくれます。

行政書士・不動産業者との連携

あいち相続広場では、以下のような連携を活かしてワンストップで対応します:

  • 行政書士:遺産分割協議書の作成や、相続人調査

  • 不動産事業者:不動産の評価・売却・活用提案

特に不動産が絡む相続では、相続登記・売却・賃貸の判断を早期に行うことで、資産の分配がスムーズになります。

エンディングノートプレゼント

初回相談無料

相続や不動産・家族信託で
お困りの方お気軽にご相談ください
そのお悩み、あいち相続ひろばが解決いたします。