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コラム
2025.7.17

相続分割協議とは?相続開始後に「できること・できないこと」を徹底解説②

相続分割協議とは?相続開始後に「できること・できないこと」を徹底解説②

あいち相続広場の野々山です。

「母が亡くなって相続が始まったけれど、何から手を付ければいいの?」「遺産分割協議って聞いたことあるけど、いつどうやって始めるの?」と不安を感じていませんか?

この記事では、相続が発生したあとにまず知っておくべき「遺産分割協議」について、その意味や手順、相続開始後にできること・できないことを丁寧に解説していきます。相続登記の義務化や手続きの期限など、最新の情報も盛り込んでいます。

この記事を読むことで、相続手続きにおいて何を優先し、どこに注意を払えばよいのかが明確になります。兄弟姉妹とのトラブルを防ぎながら、安心して相続を進めるための一助となれば幸いです。

「最近親が亡くなり、相続について調べ始めた方」「遺産分割の話を兄弟で進めたいが、どう動いていいか迷っている方」は、ぜひ最後までお読みください。


【中編】遺産分割協議の正しい進め方

協議を始める前に必要な準備

協議を始める前に、次の準備が必要です:

  • 相続人全員の確定(戸籍謄本を使って確認)
  • 財産目録の作成(不動産、預貯金、有価証券、借金など)
  • 必要であれば専門家(司法書士・行政書士)への相談

これらの準備を怠ると、協議が途中で頓挫したり、あとからトラブルになったりする可能性があります。

協議はどのように行うのか

基本的に、遺産分割協議は書面で行う必要があります。

【遺産分割協議書に記載すべき項目】

  • 相続人全員の氏名・住所・押印(実印)
  • 分割内容(誰が何を相続するか)
  • 作成日

相続人の一部でも欠けていると、協議は無効になります。特に海外在住や高齢の相続人がいる場合は、早めに準備を進めましょう。

協議がまとまらないときの対応

話し合いが平行線になった場合、家庭裁判所での調停が選択肢になります。調停では中立な立場の調停委員が間に入って解決を目指します。時間と費用はかかりますが、感情的な対立を避けるためには有効です。

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