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コラム
2025.8.7

「配偶者居住権」で実家の相続トラブルを回避する方法|母が住み続けるための制度と相続の工夫③

「配偶者居住権」で実家の相続トラブルを回避する方法|母が住み続けるための制度と相続の工夫③

あいち相続広場の野々山です。

親が亡くなり、実家の相続を兄弟と話し合う中で、「母が今後も住み続けたいと言っているが、相続の分配はどうするのか」「兄弟間で不公平感が出ないようにしたい」とお悩みではありませんか?

この記事では、そうしたご家族の間で発生しやすい実家相続の悩みに対し、「配偶者居住権」という制度を使って円満に解決する方法をわかりやすく解説していきます。

特に以下のようなことがこの記事でわかります:

配偶者居住権とは何か、その仕組みと法的効果

実家に母が住み続けながら相続分を公平に分ける方法

税金面や登記の手続きについての注意点

実際の相続相談現場でよくあるトラブルと対策例

この記事は、**「母に住み続けてもらいたい」「兄弟と揉めたくない」「相続を円満に進めたい」**という方にぜひ読んでいただきたい内容です。最後までお読みいただければ、納得できる相続の形が見えてくるはずです。

【後編】兄弟間トラブルを避けるためにできること
よくある相続トラブルとその回避策
兄弟で「母の居住」が不公平だと感じるケース
母がそのまま実家に住み続けることで、「自分たちは家を使えないのに、相続分が少ない」と不満を持つ兄弟が出ることがあります。これは財産の評価や分配の設計をきちんとしなかったことに起因します。

事前に配偶者居住権の設定と、他の財産とのバランスを丁寧に検討することで、こうしたトラブルを避けられます。

専門家による遺産分割サポートの重要性
配偶者居住権の設定には、法的・税務的な知識と、相続人間の合意形成が不可欠です。司法書士・行政書士・不動産事業者がチームとなって動くことで、

権利関係の調整

相続税の最適化

不動産の評価と登記
を一括で対応でき、安心して任せることができます。

相談事例|母が住む実家の分け方で揉めかけたが…
【事例】
愛知県内で父を亡くした3人兄弟のご家族。実家は築30年、固定資産税評価額2,500万円。母がそのまま住みたいという希望がある中、次男が「実家は兄が取ったようなもの」と不満を持ち始めました。

→司法書士が提案した「配偶者居住権+代償分割+不動産評価見直し」により、母は終身住み続けることができ、兄弟はそれぞれ現金と土地で納得の分割ができたという結果になりました。

配偶者居住権を活用するための手続きの流れ
被相続人が死亡

配偶者が居住していた建物の特定

遺産分割協議で配偶者居住権の設定

登記手続き(法務局)

相続税申告(必要に応じて)

【まとめ】
「配偶者居住権」は、親の死後も母が実家に住み続けたいという希望をかなえながら、兄弟間の相続分を公平に分けることができる、非常に有効な制度です。

本記事で解説したように、制度を正しく活用すれば、

不動産の分け方に柔軟性が生まれる

税負担を軽減できる

トラブルの火種を事前に消せる
というメリットがあります。

愛知県で配偶者居住権を含めた相続のご相談をお考えの方は、ぜひ一度「あいち相続広場」までご相談ください。司法書士・行政書士・不動産のプロがチームでサポートいたします。

ご希望があれば、この記事をWordやPDF形式で出力したり、チラシ・LP向けに再構成することも可能です。必要に応じてお申し付けください。

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