あいち相続ひろばの野々山です。
一宮市に土地や住宅を相続したものの、
「この不動産をどう整理すればいいのか分からない」
「相続手続と売却の順番が分からず止まっている」
このような状態で悩んでいる方は少なくありません。
特に一宮市では、
親が長年住み続けた古い住宅や空き家を、
兄弟姉妹で相続するケースが多く見られます。
相続手続を後回しにしてしまうと、
遺産分割が進まないまま不動産だけが残り、
売却のタイミングを逃してしまうこともあります。
この記事では、
一宮市の土地・住宅を現金化するまでの流れを、
相続手続・遺産分割・不動産売却の順番に沿って、
チェックリスト形式で分かりやすく整理します。
この記事を読むことで、
「何を」「いつ」「誰が」進めるべきかが明確になり、
相続手続を安心して前に進める判断材料が得られます。
一宮市や名古屋市、愛知県内に実家をお持ちの方、
相続不動産をできるだけスムーズに整理したい方に、
ぜひ読んでいただきたい内容です。
一宮市の土地や住宅を現金化するためには、
いきなり不動産会社に相談するのではなく、
相続手続の全体像を整理することが重要です。
相続手続が曖昧なまま進めてしまうと、
遺産分割がまとまらず、
売却そのものがストップしてしまうケースが多く見られます。
まずは、
「相続が発生した直後に何を確認すべきか」
を整理していきます。
相続が発生した場合、
一宮市の土地・住宅を現金化する前に、
必ず次の3点を確認します。
① 相続人の確定
相続手続の第一歩は、
亡くなった親の出生から死亡までの戸籍を集め、
相続人を確定させることです。
相続人が確定しないままでは、
遺産分割協議も不動産売却も進めることができません。
名古屋市や愛知県外に本籍がある場合、
戸籍収集に時間がかかるケースもあります。
② 遺言書の有無の確認
次に確認するのが、
遺言書が残されているかどうかです。
公正証書遺言がある場合は、
原則として遺言内容に沿って
相続手続を進めることになります。
一方で、
遺言書がない場合は、
相続人全員による
遺産分割協議が必要になります。
③ 相続財産の把握
一宮市の土地・住宅だけでなく、
預貯金、有価証券、借入金など、
相続財産を一覧で整理します。
不動産を現金化するかどうかの判断も、
相続財産全体を把握してこそ可能になります。
相続発生後の初期段階では、
次のチェックリストを基準に整理します。
相続人は誰か
遺言書はあるか
不動産の所在地・登記名義は誰か
固定資産税評価額はいくらか
預貯金や借入金の有無
これらを整理することで、
相続手続の全体像が見えてきます。
遺言書がない場合、
一宮市の土地・住宅を売却するには、
遺産分割協議で
「売却する」ことを合意しておく必要があります。
遺産分割協議がまとまらない場合、
名義変更も不動産売却もできません。
特に、
兄弟姉妹が複数いる場合、
誰が主導するのか
売却代金をどう分けるのか
売却時期をいつにするのか
を曖昧にしたまま進めると、
話し合いが長期化しやすくなります。
一宮市の土地・住宅を売却するためには、
原則として
**相続登記(名義変更)**が必要です。
相続登記とは、
亡くなった親名義の不動産を
相続人名義に変更する手続です。
2024年以降、
相続登記は義務化されており、
正当な理由なく放置すると
過料の対象となる可能性があります。
相続登記を済ませることで、
初めて不動産売却に進むことができます。
一宮市の土地・住宅を現金化するためには、
売却の前に、
相続人の確定
遺言書の確認
相続財産の整理
遺産分割協議の方向性確認
を行うことが欠かせません。
この初期整理を怠ると、
後の相続手続や不動産売却で
必ず行き詰まります。
次の中編では、
遺産分割協議と現金化の具体的な進め方を、
一宮市の不動産事情を踏まえて解説します。
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