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コラム
2026.2.19

相続人の一人が協力してくれない場合、相続手続きはどうなる?

相続人の一人が協力してくれない場合、相続手続きはどうなる?

相続の相談で非常に多いのが、

  • 相続人の一人が話し合いに応じない

  • 連絡は取れるが書類にサインしてくれない

  • 感情的に対立している

といったケースです。

相続は「家族の問題」と思われがちですが、
法律上は全員の合意が必要な手続きです。

一人でも協力しない人がいると、手続きは止まってしまいます。


相続は“多数決”では決められない

遺産分割協議は、原則として相続人全員の合意が必要です。

たとえ

  • 4人中3人が賛成している

  • ほとんどの人が納得している

という状況でも、
1人が反対すれば成立しません。

「もう他の人で決めてしまおう」という対応は、法律上できません。


協力しない理由はさまざま

実務では、協力しない理由は単純ではありません。

  • 相続内容に納得していない

  • 感情的なしこりがある

  • 書類の意味が分からず不安

  • 単純に面倒だと感じている

まずは理由を整理することが重要です。

誤解や説明不足が原因で止まっている場合もあります。


内容証明や正式な通知で動くことも

話し合いが進まない場合、
書面で正式に通知をすることで状況が動くこともあります。

口頭でのやり取りでは感情が先行しやすいですが、
書面になると冷静に検討してもらえるケースもあります。


最終的には家庭裁判所の手続きへ

どうしても合意が得られない場合は、
家庭裁判所で「遺産分割調停」を申し立てることになります。

調停では、

  • 裁判官

  • 調停委員

が間に入り、話し合いを進めます。

それでもまとまらなければ、
審判という形で裁判所が判断を示します。


放置することのリスク

「話がまとまらないから、そのままにしている」

この状態が一番リスクがあります。

  • 相続登記ができない

  • 不動産が売れない

  • 次の相続が発生してさらに複雑になる

時間が経つほど、解決は難しくなります。


感情と手続きを分けて考える

相続は、法律問題であると同時に感情の問題でもあります。

ですが、

  • 法律上どう分けるのか

  • 現実的にどの方法が可能か

を整理すると、落としどころが見えてくることもあります。

第三者が入ることで、
感情と手続きを切り分けられる場合も少なくありません。


「協力してくれない=終わり」ではない

相続人の一人が協力しないからといって、
解決手段がなくなるわけではありません。

  • 話し合いによる解決

  • 書面通知

  • 家庭裁判所での調停・審判

状況に応じた選択肢があります。

大切なのは、早い段階で現状を整理することです。

相続は放置すると複雑化します。
動きづらい状況だからこそ、早めの対応が将来の負担を軽くします。

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