- コラム
- 2025.2.18
名古屋で不動産を相続した方へ|相続登記の義務化と手続きのポイント
こんにちは!相続スタッフの伊藤です!
親の家や土地を相続したものの、「相続登記が義務化されたと聞いたけど、手続きを放置してしまっている」「兄弟姉妹と遺産分割の話がまとまらず困っている」「不動産を売却するか、そのまま持ち続けるか迷っている」といったお悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、名古屋市で不動産を相続した方に向けて、相続登記の義務化の概要と期限・ペナルティ、不動産の評価方法、売却の選択肢について詳しく解説します。
「相続登記って何をすればいいの?」「放置するとどうなるの?」といった疑問を解消できる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
1. 相続登記の義務化とは?放置するとどうなる?
相続登記の義務化とは
2024年4月1日から、不動産を相続した際の相続登記が義務化されました。 これまで相続登記は任意でしたが、所有者不明の土地が増えている問題を受けて、一定期間内に登記しなければならないルールが設けられました。
相続登記の期限とペナルティ
- 期限:相続が発生したことを知った日から3年以内に相続登記を行う必要があります。
- ペナルティ:正当な理由なく期限を超過すると、10万円以下の過料が科される可能性があります。
登記を放置するとどうなる?
相続登記をしないと、不動産の名義が故人のままになり、以下のようなリスクが発生します。
- 不動産を売却できない:所有者の名義変更がされていないと、売却手続きが進められません。
- 次の世代への相続が複雑になる:名義変更を放置すると、相続人が増えて手続きがさらに煩雑になります。
- 固定資産税の支払い義務が発生する:登記しなくても、相続した人が税金を支払う責任を負います。
2. 名古屋での相続登記の流れと必要書類
相続登記の流れ
- 戸籍謄本・住民票の収集(故人の出生から死亡までの戸籍が必要)
- 遺産分割協議書の作成(複数の相続人がいる場合、誰が不動産を相続するかを決定)
- 相続登記の申請(法務局へ必要書類を提出)
- 登記完了(登記完了後、不動産の名義が変更される)
必要書類
- 被相続人(故人)の戸籍謄本・住民票除票
- 相続人全員の戸籍謄本・住民票
- 不動産の固定資産税評価証明書
- 遺言書(ある場合)
- 遺産分割協議書(相続人全員の署名・実印押印が必要)
- 相続人の印鑑証明書
名古屋市内の法務局(名古屋法務局本局など)で手続きを行いますが、司法書士に依頼するとスムーズに進められます。
3. 相続した不動産の評価方法と活用の選択肢
不動産の評価方法
相続した不動産をどのように扱うかを決めるためには、まず不動産の価値を把握することが重要です。
- 固定資産税評価額(固定資産税の通知書に記載)
- 路線価(国税庁のサイトで確認可能)
- 実勢価格(不動産会社に査定を依頼)
これらを基に、不動産の市場価値を把握しましょう。
活用の選択肢
- 売却する:相続した不動産を売却して現金化する方法。固定資産税の負担を避けられる。
- 賃貸に出す:空き家にせず、賃貸経営を行うことで収益を得る。
- 自分で住む:相続した家に自分が住む選択も可能。
- 共有のまま維持する:兄弟姉妹と共有名義で持ち続ける方法(ただし、トラブルが起きやすい)。
名古屋市の不動産市場の状況や、固定資産税の負担を考慮して、適切な方法を選びましょう。
4. 名古屋で相続登記をスムーズに進めるためのポイント
司法書士に依頼するメリット
- 手続きを代行してくれる(必要書類の収集・申請までワンストップ対応)
- 不動産の売却・活用についても相談できる
無料相談を開催しております!
あいち相続ひろばでは、無料相談を開催いたしております。どうぞお気軽にご連絡くださいませ。
まとめ
名古屋市で不動産を相続した場合、2024年の相続登記義務化により、3年以内に登記しないと10万円以下の過料が発生する可能性があります。 また、不動産の評価を正しく行い、売却・賃貸・自分で住むなどの選択肢を検討することも重要です。
相続登記をスムーズに進めるには、司法書士に依頼するのがオススメです。 名古屋市で相続に関するお悩みがある方は、お気軽にあいち相続ひろばへご相談ください!
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