- コラム
- 2025.1.30
財産活用の見直しについて
こんにちは。相続担当の松本です。
今回は財産活用の見直しについてお話してみたいと思います。
ご自身の相続について考えた時に、相続税や二次相続を気にされる方は少なくありません。 そんなときには、保険の見直しが有効な手段となることが考えられます。
1. 相続税対策としての保険活用
- 非課税枠の活用:生命保険の死亡保険金には「500万円 × 法定相続人の数」の非課税枠があり、相続税を軽減または回避できる可能性があります。
- 納税資金の確保:不動産など換金しにくい資産を相続した場合、保険金を納税資金として活用できます。
2. 資産の分割対策
- 不動産を相続する際のバランス調整:特定の相続人が不動産を取得した場合、他の相続人に保険金を使って代償金を支払うことで公平性を保てます。
3. 資産運用・老後資金対策
- 余剰資産の効率的な運用:一時払い終身保険などを活用し、資産の減少を防ぎつつ運用益を得る方法もあります。
- 介護や医療費の備え:相続財産を活用して、介護保険や医療保険で将来のリスクに備えることも重要です。
このように、相続後の財産活用において保険を適切に見直すことで、相続税の負担軽減や相続人同士のトラブル回避が可能になります。また、相続人の状況が変わった際には、受取人の変更を検討することも重要です。
もし、財産活用に少しでも興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご相談ください。FPと相談しながら、ご自身の状況に合った最適なプランを検討してみませんか?
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